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比較したのはこの3種類のNBインソール
RCP280(緑)
RCP150(青)
RCP130(黄)
という名称の
インソールです。
まずはそれぞれの特徴を個別にあげてみます
サイズはすべて26cmサイズにカットしています
サポーティブリバウンドインソール RCP280
価格:1,980円(税込)
重さ:35g 厚み:前足部 5mm 後足部 10mm
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表面のグレーの生地は帝人フロンティア株式会社の繊維素材で、ナノフロント®というそうです
「ナノフロント(NANOFRONT)」とは、テイジンが世界で初めて開発した超極細ポリエステルナノファイバー。直径が700ナノメートルで、1本の糸の断面積が髪の毛の7500分の1というものです。長繊維で織り上げられた生地の表面積は、従来繊維のなんと数10倍にも達します。そのため従来繊維と比べ、高い吸水性や吸着性、防透性を誇ります。また、生地の肌ざわりが柔らかく、皮膚への刺激が格段に少なくなります
緑の部分がメイン素材の高反発性のEVA素材、赤の部分がTPUスタビライザーでアーチと踵をホールド、踵の青の部分にABZORB(アブゾーブ)という衝撃吸収&反発素材が貼ってあります。
比較するためのアピールポイントは4つです
1,表面生地のナノフロント®
2,TPUスタビライザーの安定性(赤い部分)
3,高反発性EVA(緑の部分)
4,踵のABZORB(アブゾーブ)(青い部分)
インソール RCP150
価格:1,650円(税込)
重さ:30g 厚み:前足部 4mm 後足部 10mm |
このインソールのアピールポイントは2点です
1, クッション性、反発性に優れたABZORBを全面に採用しています(青い部分)
2,TPUスタビライザーの安定性(赤い部分)
インソール RCP130
価格: 1,100円(税込)
重さ:10g 厚み: 前足部 5mm 後足部 5mm
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このインソールのアピールポイントは2点です
1,裏面の黄色の部分、軽量性&クッション性に優れたREV LITEが採用されています
2,表地にRCP280にも採用されていたナノフロントを使用しています
実際にランニングで使用した比較レビューします
TPUスタビライザーを装備しているRCP280&RCP150と、RCP130を同じ条件で比較するのは無理があるので、まずは、RCP280とRCP150を比較してみます
RCP280 | RCP150 | |
TPUスタビライザーよる足の安定性 | 同じ | 同じ |
クッション(ランニング時) | 高反発EVAが走っていて跳ねるようで気持ちいいし、速くなった気になるし、実際にタイムも速いかもしれない | RCP280と比較すると反発力はないが、ABZORBによる衝撃吸収性がある。 |
クッション(歩行時) | 歩行時でもクッション性を感じるのでウォーキングシューズでも快適 | 歩いているだけだとABZORBは少々硬い感じ |
表面生地 | ナノフロントがかなり優秀で滑らない。それも引っかかるような感じではないので快適 | 普通の表面生地 |
装着するシューズのタイプにもよりますが、快足に走りたいならRCP280、LSDランニングならRCP150が向いていると思います。個人的にはRCP280に軍配があがりますね。
では、RCP130はどうか?というと、
まず表面生地のナノフロントが優秀なので、ここは文句なし。
本体素材のREV LITEもかなり優秀で、すごい軽いのに、クッション性があって、足で踏みつぶしていてもクッション性が衰えません。
ここまで軽くてクッション性が良く、潰れない素材は他にはないのでは?と思います。
TPUスタビライザーは土踏まず部分周辺の固定感は増しますが、シューズ内部が窮屈になったり、踵部分のいくぶんか持ち上がる感じがあり、靴を選びます。RCP130はスタビライザーなしである分、どんな靴にでも入れられるのではないかと思います。値段的にも安くなってますしね。
結論としては、
RCP280がハマるランニングシューズ、スポーツシューズであればRCP280がおすすめ、
ハマらなければRCP130を試してみるのがよいかと思います。
もし、RCP130だと物足りない、反発性がもう少し欲しい、と思った場合、
自作1~1.5mmPORON(ポロン)シートとの2枚重ねなんてどうでしょう?
RCP130の下に敷いてシューズに入れます
実際、自分もこうしてランニングシューズに入れて使ってます