SOFSOLE エアープラス【Airr® PLUS+】
サイズ:L 重量:片足70g 厚み:前足部:4mm、かかと部:12mm ¥2,728 (税抜 ¥2,480) |
手の込んだ作りになっているようで、パッケージには色々と説明が書いてあります。
表面の素材は「Microban」マイクロバンというニオイの原因菌を制御・除去する抗菌加工素材と、湿度を制御し表面をドライに保つクールマックス素材でできています。
裏面の黒いメイン素材は、IMPLUS®という衝撃吸収材。
前足部の青い部分は踏み出しの動作を滑らかにするポリマージェル。
かかと部の表側は着地後のかかとの倒れこみを支えるヒールバンプという突起と着地を安定させる深いヒール構造。
かかとの裏側の青い部分は、SKYDEX®(スカイデックス)という目玉の機能。
半球状のエアーカプセルを背中合わせに組み合わせた構造で、強い衝撃を吸収しデリケートな体重移動を安定させ支えるインソールではソフソールだけの独占構造だそうです。
SKYDEXというのはアメリカの会社で、メジャーリーグのスタジアムのシートクッション、マットレス、軍隊用ヘルメットパッド、装甲車用フロアマット、膝や肘パッドなど、衝撃吸収製品を作っています。
使用感としては、全体的には靴に少し傾斜がついてスポーティさが増します。
ヒールカップとアーチサポートが足裏にハマりますし、エアーが歩行に合わせて前後に移動していく構造のSKYDEX®(スカイデックス)は、心地よいクッションで快適です。
表面生地はつるつるですべります。
メイン素材のIMPLUS®衝撃吸収材は、オープンセル構造ではないようで湿気を逃がしてくれません。パンチ穴も空いていないのですぐに蒸れて暑くなります。
クッション性は、ウレタンフォームのように、ふかっと沈み込む感じはなく、ぶにゅっとした感じで、わりとすぐに反発してきます。
長い時間はいているとその反発性で前足部に疲労感を感じました。
表面のつるつるとあいまってゴム感がすごいです。
なんとなく、前足部にアシックスのGEL、踵にナイキのエアーを合体させたような履き心地です。
パッケージには、おすすめスポーツとして、ランニング、トレッキング、ゴルフ、テニス、バトミントン、
バスケット、ハンドボールなどと書いてありますが、どうなんでしょうかね。
片足70gあるのでランニングでは快適性を感じませんし、蒸れるので長時間も向いてないので、
テニスやバスケット等の短時間の激しいスポーツに向いている気がします。
昔(2008年くらい)はこのIMPLUS®衝撃吸収材はオープンセル構造で軽くてお気に入りだったんですよね。
と、いうわけで、その当時のインソールのご紹介です
【IMPLUS インプラス】スタビリティー(ステーブルトラック)
ブランド:IMPLUS インプラス
商品名:スタビリティー (ステーブルトラック)
重量:片足40g
厚み:4.5mm
価格:3,129円
だいぶ履きつぶして汚くなってカビてしまった画像で申し訳ないです。
スタビリティーという名称の前はステーブルトラックという商品名でした。
このインソールは軽くて素晴らしかったです。
このインソールを入れても靴が重くなったりしません。
表面のオレンジ色の生地の感触は良く、ツルツルもガサガサもしていませんし、吸水速乾性にも優れているので快適です。 抗菌・防臭加工もされているようです。
スポンジのようなインプラス素材(黄色い部分)も微小な穴が空いているオープンセル連続多孔質構造なので通気性がいいのでしょうね。
そのインプラス素材や前後に配置されたオレンジ色のクッション材の衝撃吸収性もよく、 程よく沈み込み、変に反発もしない絶妙な衝撃吸収具合です。
土踏まずからかかとにかけての黒とグレーの部分の固めのプレートは足をしっかりと固定してくれます。
このインソールは入れられる靴なら全部に入れたいくらい素晴らしいものでしたが、その形状から靴を選びますね。
かかとを包み込むカップ式の中敷入れ替え型ですので革靴などには入れられませんし、土踏まずの部分が足にはまるようになっているので、 もともと土踏まずが盛り上がっているシューズですと中央が盛り上がり過ぎてしまいます。 かかとも少々かさが上がるのでかかとが浅めの靴に入れると脱げやすくなってしまいます。
しかしながらこのインソールがはまったなら、まるで別の靴になったかのような違いがありました。
それなりの値段(3,129円)でしたから、高機能インソールとして考えると安いほうだったのかな。。