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サーマスタット【Thermastat】とは
サーマスタットは、米国デュポン社開発の中空ポリエステル繊維(ハイテク繊維回旋上ミクロホロコアファイバーポリエステル)で、断面は北極熊の毛によく似ている
◆特徴
- マカロニ状の中空構造をもち、その中空スペースにデッドエア(空気層)を確保することで、 軽さと優れた保温性を両立している。
- 素材が持つ透湿性、蒸散効果により温かさを服の外へ逃がさず、汗の処理にもすぐれ、汗冷えやムレを抑え 快適なドライ感をキープする。
- 乾きの速さはコットンに比べ50%早い。
- クロロファイバーやポリプロピレンなどの保温素材と比較しても保温性で23%、発汗性で40%、速乾性で30%優れている
インターマックス、サーマックス、サーマスタットは基本的に同じ構造と機能です
【duofold】 デュオフォールド ライトウェイト
ブランド:duofold(デュオフォールド) 素材:サーマスタット(ポリエステル)100% 重量:140g 購入価格:3000円くらい 購入時期:1994年 |
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アンサーウェアで有名なデュオフォールドのライトウェイト(L.W)のサーマスタットインナーです。 非常に柔らかくできていますが、密着感があまりありません。 薄手のアンダーウェアは体に密着しないと暖かさも十分に感じられませんね。 デュオフォールドのアンダーウェアは作りがしっかりとしたアウトドア仕様なので、 これもフラットシームとなっています。
【duofold】 デュオフォールド エクスペディション
ブランド:duofold(デュオフォールド) 素材:サーマスタット(ポリエステル)100% 重量:245g 購入価格:4000円くらい 購入時期:1994年 |
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デュオフォールドアンダーウェアのエクスペディションウェイト(厚手)。 タグにはサーマスタット100%と書いてあるのですが、ライクラが入っていると思われます。 体への密着感がとても良く、しっかりとフィットします。 作りは2レイヤー構造のフラットシーム仕上げになっていて、大変ソフトです。 そしてこのアンダーウェアの一番の特徴は脇がメッシュになっていることです。 エクスペディションウェイトだと生地が厚目になって、脇がどうしても分厚くなり、 きつくなってしまったり、汗をかきやすくなりますが、それがなくて動きやすいです。
暖かさも抜群によく、ヘビーローテーションであった一着です。
【STANFIELD’S】スタンフィールズ サーマスタット
ブランド:Stanfield’s Polar-Therm 素材:サーマスタット(ポリエステル)90%,ライクラ10% 重量:240g 購入価格:4000円くらい 購入時期:1995年 |
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Stanfield’s Polar-Thermのサーマスタットのサーマルウェア。
上下とも縫製は4本針のフラットシーマを使用しているらしく、縫い目が滑らかで着心地がよく、暖かさも十分でした。
サーマスタットだけではフィット感が今ひとつなのでこれはよいのですが、寿命のあるポリウレタンのせいで耐久性がなく、今は伸びてしまっています。
親切な説明書きも入っていました
【THE NORTH FACE】 ノース・フェイス 厚手
ブランド:NORTH FACE(ノースフェイス) 素材:サーマスタット(ポリエステル)100% 重量:245g 購入価格:5500円くらい 購入時期:1997年 |
ノースフェイスのサーマスタットハイネック厚手アンダーウェアです。
生地はソフトで厚手といってもあまり厚手を感じさせません。 体への密着感も今ひとつなので、じっとしてるとあまり暖かさを感じませんが、 ウィンタースポーツをしている時に着れば、 保温性も透湿性もあることがわかりますし、 逆に動きを邪魔されません。
【THE NORTH FACE】 ノース・フェイス 中厚手
ブランド:NORTH FACE(ノースフェイス) 素材:サーマスタット(ポリエステル)100% 重量:145g 購入価格:4500円くらいかな 購入時期:1996年 |
白のサーマルウェアが少なかった頃に見つけた白のあったか下着。
ミッドウェイト(中厚手)と記憶していますが非常に薄いです。 薄いけど暖かいです。
サーマスタット素材のみのアンダー全般にいえる事ですが、 生地がすべすべしていて、体へのフィット感が今ひとつです。
購入当時は白のあったか下着があまりなかったので、 仕事に行くワイシャツの下でフル稼働しました。