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【Thermogear®】サーモギア®とは
ベンベルグとマイクロ抗ピルアクリルを組み合わせた、 吸湿発熱性・調室機能に優れるソフトな触感の、旭化成せんい(株)のあったか素材です。
「ベンベルグ」は旭化成せんい(株)の登録商標で、ブランド名「キュプラ」で知られています。
ベンベルグはコットンリンター(Cotton Linter)を原料とする再生セルロース繊維です。
コットンリンターは綿の種子のまわりに生えている短い繊維です。
自然に還る”生分解性”があり、燃やしても有毒ガスの発生が少ない地球にやさしい繊維です。
発色性や吸放湿性に優れ、シルクのようななめらかさと光沢性があります。
衣料の裏地に多く使われています。
◆サーモギアの特徴
- ベンベルグの優れた吸放湿性によって、年間通して衣服内を適度な湿度にコントロール
- マイクロ抗ピルアクリルと組み合わせることで、糸にたくさんの空気を含ませ暖かさをキープ
- マイクロファイバーの毛細管現象によって汗をすばやく拡散させ、乾きも速く、さらっとした着心地・肌触りが柔らかく、洗濯後もソフト性はほとんど低下しない。
・シリーズ
サーモギアRAR~サーモギアのエアータイプヤーン。吸湿発熱性はそのままに、さらに軽くあたたかいタッチ。
サーモギアW~サーモギアに天然の吸湿発熱性のあるウールをプラスしたもの。
【GUNZE】グンゼ YG-X
ブランド:グンゼ 素材:アクリル48%,綿32%,キュプラ20% 重量:160g 購入価格:2000円くらい? 購入時期:2002年 |
グンゼのYG-Xというアンダーウェアを、ある日の仕事中、寒かったので近くにあったスーパーで購入しました。 生地は薄目でソフトですが、伸縮性がなくて身体へのフィット感があまりありません。 その辺りは綿シャツと変わりがない気がしますが、 綿100%のシャツよりは少し暖かいと思います。 基本的には普段用肌着のひとつなのだと思います。
Tシャツじゃ心配、がっつり下着じゃ暑過ぎといった、 秋口や春によく着ています。
実はこれがサーモギア製品かどうかは覚えてないんですよね。 素材とグンゼというメーカーから、おそらく「ホットマジック」という吸湿発熱素材ではないかと 推測されるんですが、これで発熱?というくらい普通なので自信がありません。。
【GUNZE】 グンゼ YG-X ホットマジックウール
メーカー:グンゼ(GUNZE) 品番:YG4608B 価格:¥2,100(本体¥2,000) 素材:アクリル55%, ポリエステル20%, キュプラ15%, ウール10%(ホットマジックウール・片袋) |
ホットマジックウールは、余分な湿気を熱に変える高機能素材「ホットマジック」に、 天然の吸湿発熱性をもつウールをプラスした快適発熱素材です。 もとは旭化成せんいの「サーモギアW」のようです。
ビジネスインナーのようで、設計は、 袖のラインに合わせた細目のパターン、小さめのアームホール、Yシャツの袖から出にくい短め丈など、 暖かさを保ちながらスーツをすっきりと着こなすための工夫を施されているそうです。
ビジネス用で袖が短めということです。
欲しかったシリーズ2008
【asics】 アシックス HOT-X (ホットクロス)
メーカー:アシックス(asics) 品番:XA2000 価格:\5,145 (本体:\4,900) 素材:ホットクロス ウール(アクリル40%・キュプラ25%・ポリエステル20%・ウール15%) |
ホットクロスはスポーツのアシックスとアンダーウエアのグンゼが共同開発した商品です。
吸湿発熱素材担当はグンゼみたいですが、旭化成せんいの「サーモギアW」を使用しています。
不快な湿気を拡散するためムレにくく、肌触りはさらっとしていて、 柔らかくソフトな風合いも持っているそうです。
アシックス担当は運動時の動きや姿勢に合わせて生地を裁断した4次元動体裁断“デルマカット”でしょうかね。 スポーツテクノロジーから誕生した、フィット性がよく、引きつれ感が少なく、ストレッチ性を十分意識したカッティングだそうです。
アクリル、キュプラなので、やわらかそうな感じですね。 さらにスポーツメーカーが作っているので着心地もよさそうなんです。 暖かそうですしね、でもグンゼのホットマジックウールの2倍の値段がします。。
欲しかったシリーズ2008
【ブリヂストン】 TOURSTAGE +3℃ PROJECT UNDER WEAR
ブランド:TOURSTAGE (ブリヂストン) 品番:5TMZ1U 価格:¥3,465 素材:アクリル35%、綿25%、キュプラ25%、ナイロン10%、ポリウレタン5% |
グンゼ(株)とブリヂストンスポーツ(株)の共同開発商品ですが、 使用している素材は、旭化成せんい株式会社のサーモギア®です。 上の2つに比べると、ウールなしの綿混なのであったか性能では少し落ちる気がしますよね。 値段もちょうど真ん中くらいです。
ゴルフウェアとして売られているので、 きっとサーモギアシリーズとしてはそれぞれ住み分けができてるのでしょうね。 2008年モデル