媚薬と呼ばれるハーブ3~ムイラプアマ

媚薬とは?

媚薬の定義と言いますか、何がどうなら媚薬なのかがよくわからない言葉が媚薬です。
なんと言いますか、気分的な部分が重要視されるのか、身体の反応だけのことか、その両方か、それが今一つ掴めないのが理由です。

自分はアダプトゲンと言われるハーブを知って、前々からストレス耐性を高めたかったり、体力維持をしたかったり、睡眠の質を良くしたかったり、そんなことを思っていたので興味が湧いてきて色々なハーブを試すようになりました。

アダプトゲンハーブの効果のひとつには滋養強壮、精力増進のようなものがあるので、割と同じフィールドに性的機能向上の効果を一番に謳ったハーブも紹介されていることも多く、それらがだいたい媚薬と呼ばれている気がします。

そして大抵は、原住民に昔から~、皇帝に愛されていた~、みたいな歴史的に重宝されていた感を出してくるのですが、それは、

「殿様に献上されていた下仁田ねぎ。」

みたいなものだと思って気軽に飲んでみたりしてます。

まぁまぁ、実際はアダプトゲンに近いものなんだろうという期待があってなんですが。

それと個人的な考えでは、ハーブは自然食品ゆえに飲む人の体質にもかなり左右されると思ってます。合う合わないはあると思っていて、大げさに言うなら、自分はお蕎麦が好きで美味しいお蕎麦を食べると幸せになりますが、アレルギーのある方にとってはそば粉がどこかに混ざっていただけでも大変なことになってしまう。そのくらいの違いがあってもおかしくはないかなと。

と、いうわけで媚薬としてとっても有名なムイラプアマの感想も、あくまでも個人の感想ということで。

ムイラプアマ/muira puama

muirapuama ブラジルのアマゾン熱帯雨林に原生する植物。

木の根と樹皮がブラジルの伝統的な医学での使用の長い歴史があります。

もう、それらの単語だけで強そうなイメージしか持てない感じです。

ですが、とっても大衆的に国内で販売されている栄養ドリンクやサプリによく配合されています

大正製薬の栄養ドリンクのゼナシリーズ
DHCの醗酵黒セサミン+スタミナ
ポッカサッポロのマカの元気

ムイラプアマの効果として一番にあげられるのが性機能回復作用で、特に加齢性による低下を改善させます。この性機能改善、促進作用は男性、女性問わず効果があるようです。

それ以外にも、

●アルツハイマー病のリスクを減らす
The Amazonian herbal Marapuama attenuates cognitive impairment and neuroglial degeneration in a mouse Alzheimer model

●認知機能の低下を抑える効果
Memory retrieval improvement by Ptychopetalum olacoides in young and aging mice

などのレポートを見つけることができます。

その他、ブラジルでは昔からの民間療法として、欧米では近年のハーブ医療として、
消化不良、食欲不振、関節痛、神経痛、月経痛、月経障害、リウマチ、などに使われています。
抗ストレス効果、抗うつ効果あり、アダプトゲンとしてカテゴライズされててもいいような気がします。

さて、話を媚薬に戻し、実際に飲んでみた個人的感想ですが、

飲んでも特に何にもならない事も多いですが、場合によっても効果を感じることもあります。
しかし、それは気分がどうこうというものではなく、感度的な部分でしょうかね。
合う人にとっては効果的になるのではないかと思います。
体調管理にも有効なハーブなので飲んでいても損はないと思い、不定期に服用してます。

価格もそれほど高くないのもムイラプアマの良いところです。

ムイラプアマ 1,390円(税込)

ちなみに、これはどのハーブサプリもそうですが、そのハーブの効果だけを確かめたいので、
必ず単体で飲むようにしています。国内メーカーは色々配合されているので海外メーカー品を飲むことが多いです。アメリカはサプリ基準にも厳しいのでむしろ安心です。

最後に、効果の発揮する有効成分の「ムイラプアミン」というアルカロイドはムイラプアマだけが持っているものだそうです。