五味子~生薬として安定した地位を築くアダプトゲン

青汁三昧M-1

シサンドラ 別名:シサンドラ/Schisandra/朝鮮五味子(チョウセンゴミン)

中国、韓国、ロシア、日本にも自生するマツブサ科の落葉性低木つる植物で、乾燥させた赤い果実が生薬として使われます

アダプトゲンハーブといえば、
何千年も前から民間療法として使われてました!
オリンピック選手が使用して話題になりました!
といった謳い文句でサプリメントや滋養強壮ドリンクに配合されて、

例えるならフリーランスのような活動をしていることが多いのですが、

この五味子は日本薬局方に収録されている生薬で、小青竜湯、人参養栄湯、麦門冬飲子、苓甘姜味辛夏仁湯、清肺湯など、馴染み深い漢方薬に配合されているいるという、まるで国家公務員のような安定した地位を築いています。

漢方では鎮咳薬、去痰薬、として重要な役割を果たす生薬らしいです。

せき止め。ですね。

当然、アダプトゲンとして、抗ストレス、滋養強壮作用もあります。

成分としては、リグナン類として、シザンドリン、ゴミシン、トリテルペノイド、精油類、クエン酸、リンゴ酸などが含まれています。

リグナンは女性ホルモンのエストロゲン様の働きで、更年期障害、骨粗しょう症予防に効果的です。
シザンドリンには、肝機能改善、解熱、抗痴呆作用があると言われています。
トリテルペノイドには、抗炎症作用、抗腫瘍作用、抗アレルギー作用があります。

Solaray社 五味子(ゴミシ)
サプリンクス価格 980円(税込)

さて、実際にこの五味子のサプリメントも飲むのですが、
元気系ハーブとしては、他のアダプトゲンハーブのエゾウコギやロディオラを飲んだ時のような効果は感じないですね。
しかし、きっと効果はあるのだと思い込んでたまに飲みます。
やはり、生薬として活躍している咳止めとして、風邪の初期症状時に甘草などと一緒に飲むのが五味子なのかなぁと思ったりしてます。