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霊芝とは
サルノコシカケ科のキノコ
別名:レイシ、Reishi Mushroom、万年茸(マンネンタケ)、Ganodermalucidum(ガノデルマ・ルシダム)、門出茸、仙草、吉祥茸、霊芝草、赤芝
山林などに自生している天然の霊芝は、見つけるのが難しい希少品なものらしいですが、
現在は人工栽培されていて、サプリの値段はそれほど高くないです。
これは高麗人参にも言えるのですが、有名で効果が高いと言われているハーブ類は、その効果を誇張したり、希少感を強調してプレミア感を出したりして、やたら高額な値段の商品が売っていますが、適正かどうか良く調べたほうがいいと思います。効果は価格とは比例しないと思います。
この霊芝サプリは常備してます。毎日は飲んでませんが、朝、晩、問わず不定期に飲んでます。
期待する効果はやはり、免疫力アップによる健康維持。
それとインフルエンザにも効くということなので風邪気味の時に飲みます。
たまに唇にヘルペスができることがあるので、早く治ったらいいなと、飲みます。
強壮効果も感じられますが、眠れなくなるということはないです。
霊芝の効果
さて、霊芝は中国医学では2000年以上、薬用キノコとして利用されてきた歴史があります。
霊芝は100種類とも、400以上とも、異なる栄養素を持っていると言われていますが、
研究レポートなどで目にする有効成分としては、β-グルカン多糖類とガノデリン酸などのトリテルペン類です。1
β-グルカンはキノコの細胞壁に含まれる食物繊維の一種で、かの有名な、がんに効くと言われているアガリクス(ヒメマツタケ)の有効成分としてよく知られています。β-グルカンだけであればマイタケでもシイタケでもいいわけなのですが、霊芝がそのあたりの効果性ではトップクラスとも言われています。ヒトでの有効性がはっきりと証明されたものではないらしいですが。
その他、効果があると言われていることは、
- 血糖値と血圧レベルを下げることができる化合物が含まれ、糖尿病や心臓病のリスクを減らす。
- 免疫系を強化することによって、疲労、高コレステロール、高血圧、および炎症を抑えることができる。
- ガノデリン酸はステロイド化合物の前駆体で、体のステロイドホルモン、テストステロンのレベルの調節に関わり、 強さとスタミナなどのエネルギーレベルを促進する
- 気管支炎や喘息の症状を緩和する
- HIV-1 に対する抗ウイルス効果
ウイルス感染に対しての霊芝の効果としては、
九州大学の霊芝の研究グループが、キノコの成分にインフルエンザウイルスの感染を抑制する働きがあることを発見した論文を発表しています。
その他、霊芝の成分が前立腺肥大や糖尿病などを改善する効果があることを突き止めています
研究グループは、霊芝に含まれているトリテルペノイド(※2)の一種であるガノデリン酸 T-Q およびガノデリン酸 TR が、H5N1 および H1N1 型インフルエンザウイルスのノイラミニダーゼ(NA)(※3)を強力に阻害することを見出しました。特に、ガノデリン酸 T-Q は、強毒性鳥インフルエンザとして知られる H5N1 型の NA に対しては、オセルタミビル(商品名:タミフル)よりも高い阻害活性を示しました
霊芝がヘルペスに有効であるという文献もありました
https://jglobal.jst.go.jp/detail?JGLOBAL_ID=200902231234187078
霊芝の注意点
- 中長期(3~6ヶ月)に継続して摂取した場合、目まい、頭痛、口、喉、鼻腔の渇きや痒み、胃の不快感、鼻血、血便などの症状を引き起こす可能性がある
- 血圧を下げる可能性があり、血圧低下作用のある降圧薬と併用すると低血圧を引き起こす可能性がある
- 血糖値を下げる可能性があり、糖尿病治療などと一緒に服用すると、血糖値が低くなりすぎる可能性がある
- 血液凝固を遅らせる可能性があり、血液サラサラの薬と一緒には服用しない