エゾウコギ～シベリア人参と呼ばれて

2021/3/20 アダプトゲン, メディカルハーブ, 元気系ハーブ



最強アダプトゲンハーブ

困った時のエゾウコギ、しんどくなった時のエゾウコギ。

自分にとってのキーワードはこんな感じです。

とにかくエゾウコギは元気にしてくれます。

体力的にというよりも、メンタル的に元気にしてくれて、一日を快活に過ごさせてくれます。

元気になってしまうので夜は服用せず、朝に飲みます。

元気になるかといって毎日飲んだりもしていません。週に１～２回、飲んでも３～４日続けて飲んだら休みます。そしてまた疲れてきたり、落ち込んだりしたら飲む。といった飲み方です。

エゾウコギは割と有名で、

エゾウコギという名前で発売されているサプリもありますし、有名どころではユンケルや
【第3類医薬品】キューピーコーワゴールドα-プラス 260錠に配合されています。

自分が飲んでいるエゾウコギサプリは海外製で

6～8週間の継続的な補給の後、1～2週間休息するサイクルでの服用が推奨されています。

その他の海外製のサプリも、4〜12週間の摂取後、15〜60日間の停止期間を作る等書いてあるので、おそらく耐性などがついて効き目が悪くなってしまうようなこともあるのかなと、そういった理由で毎日は飲まないようにしています。

自分にとっては良く効いてくれるハーブなので大事とってる感じですね。

ちなみにキューピーコーワゴールドにはそのような注意書きはなかったです。

エゾウコギについて

エゾウコギ
エレウセロ（Eleuthero、Eleutherococcus senticosus）が本名で、その薬用効果が朝鮮人参（オタネニンジン）と似ているのでシベリア人参（Siberian Ginseng）と呼ばれています。

 

和名：エゾウコギの由来は蝦夷（北海道）に自生する五加（ウコギ）から。

 

東ロシア、韓国、中国、日本に自生する高さ約2～３メートル程度の低木で、根、根の樹皮と茎が使われます。朝鮮人参と同じウコギ科ですが、朝鮮人参はトチバニンジン属、エゾウコギはウコギ属で、仲間ではなく、成分的にも異なります。

 

モスクワオリンピックに参加したソ連（現ロシア）選手や宇宙飛行士たちが運動能力の向上や持久力上げるために使用していたという報道で有名になったハーブであるということからもわかるように、エゾウコギの研究のほとんどはロシアで行われています。
その理由は、人参系の効果を運動選手に提供したかったロシアが、朝鮮人参やアメリカ人参が高価だったため、価格の低い人参類を求めてエゾウコギに辿り着いたためだと言われています。

 

効果が高くて安価であるのはありがたいです。
エゾウコギの効果
有効成分として、グリコシド(エレウテロシド、ステロール、リグナン、フェノール類)、 トリテルペニン配糖体、グリカン、タンニン、等々、その効果としては、
  • 滋養強壮作用
  • 免疫システムの活性化
  • インフルエンザや風邪を防ぐ
  • ストレスや疲労を軽減
  • 軽度のうつ病の改善
  • 記憶力と学習能力を高める
  • 更年期障害や月経障害の症状を緩和する
  • アルツハイマー病の治療
  • 単純ヘルペスII型感染の症状を軽減
  • 運動性能を高める
  • 生殖能力を高める
エゾウコギの注意点
エゾウコギには様々な効果があると同時に多くの処方薬との相互作用があるようです。
  • 血液凝固を抑制する可能性のある化学物質が含まれているので抗凝固剤との使用は控える
  • 動悸、高血圧を引き起こす可能性があるので、高血圧の人は服用しないほうがよい
  • エストロゲン作用する可能性があるのでホルモン感受性疾患（乳がんや子宮内膜症など）の方は服用しないほうがよい
  • 不眠症をおこす可能性がある
  • 妊娠中、授乳時には服用しない
  • 新生児および小児には与えない