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カツアバの精力剤作用
Catuaba/Erythroxylum vaccinifolium
ブラジルの熱帯雨林、アマゾンに自生するコカノキ科の植物です。 |
伝統的にカツアバの樹皮は先住民の間で薬や嗜好品として使われていました。
「カツアビン」という植物アルカロイドがカツアバには含まれており、服用すると中枢神経が刺激され血流を良くしたり、性機能を強化する作用があることから「媚薬」的効果があると言われています
植物アルカロイドによる中枢神経刺激作用という意味では、コーヒーのカフェインやタバコのニコチンも仲間です。
嗜好品としてカツアバを配合した赤ワインベースのリキュールなんかも売ってます
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研究では、カツアバには一酸化窒素の増加と血管弛緩作用があるという結果があります。
医薬品ほどの効力ではないでしょうが、ED治療薬と同じような働きをするということですね。
カツアバの抗うつ薬作用
カツアバには抗うつ薬のように働く効能があるという研究がいくつかあります
※参考
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/15991001/
https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0378874112004205?via%3Dihub
カツアバを服用すると脳内の神経伝達物質に働きかけ、次のような作用を生みます
- ドーパミンの増加
- セロトニンの再取り込み阻害
これらは抗うつ薬を飲んだ時に起こる脳内の作用と同様ということです。
それ以外にも、脳内のアセチルコリンを増加させることにより
- 認知機能や集中力向上への働き
- ドーパミンとの作用による運動機能改善
などの効果があるということです。
アルツハイマー病の人はアセチルコリンが不足しているなんて言われています
カツアバの薬効作用
カツアバは脳内神経物質作用以外にも
- 緑膿菌や黄色ブドウ球菌などに対しての抗菌効果
- カンジダなどに対する抗真菌効果
- ヘルペス、HIVなどに対する抗ウイルス効果
等々があるようです
カツアバを実際に服用してみて
カツアバの副作用として、頭痛、めまい、発汗等が注意点としてあるのですが、
それにばっちり当てはまってしまいます
服用すると軽い頭痛がします。
普段発生するような頭痛ではなくて、何か脳内で作用しているな、といった感じの頭痛です。
媚薬効果と言いますか、性的な作用は自分はないですね。
あまり自分には合わないハーブかなぁという印象です